コミュニティ能力
簡単にいうと、コミュニティの問題解決能力のことです。
コレトル(Lenard Cottrel)はコミュニティの問題解決能力について
①コミュニティの諸問題とニーズを認識するために効果的な協働ができる
②コミュニティの目標と優先課題についての作業的合意を構築できる
③合意された目標の実現手段・方式について合意できる
④必要なアクションをとるために効果的に協働できる。
などの特徴があるといっています。
素人ヘルスワーカー(Lay health worker)
米国ミシシッピ・デルタ地帯で実施されていたプログラム。
コミュニティメンバーの健康を促進したり、ヘルスケアサービスを十足させるために、ヘルスケアの専門家ではない一般人に何らかのトレーニングを受けてもらい、活動してもらう。
(Lewin, S., Dick, J., Pond, P., Zwarenstein, M., Aja, G. N., van Wyk, B. E., ... & Patrick, M. (2005). Lay health workers in primary and community health care. Cochrane database of systematic reviews, (1).)
コミュニティの一般メンバーにヘルスワーカーとして活動してもらうことを通じて、一般メンバーの学習を促し、コミュニティ能力を向上させることを目的として実施。